この映画祭を、千葉はなさんに捧げます。
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第5回あしやティアフル映画祭のポスターとチラシには、この一文が添えられています。

千葉はなさんは、第2回、第3回のあしやティアフル映画祭にゲストとしてご出演され、ライブ吹き替え上映のナレーションを務められました。少しなまりの残った千葉はなさんの美しく澄んだ声は、どこまでも優しく温かく、お客さまの心に深く届きました。また第3回では、お客さまへのおみやげとして制作したオリジナル絵本の、絵を描いてくださいました。

あしやティアフル映画祭にとって、千葉はなさんは、かけがえのない人になっていました。

そんな千葉はなさんが、3度目のご出演をされる予定だった第4回あしやティアフル映画祭から、およそ半年後の2015年春、千葉はなさんは、ご病気のため36歳の若さで亡くなりました。

千葉はなさんと交わした小さな約束は、果たせなくなってしまいました。でも、その大切な想いを引き継ぐことはできます。千葉はなさんは、ご自身が初めてナレーションを務められた映画「わすれられないおくりもの」の、アナグマそのものです。

わたしたちは、千葉はなさんが教えてくれた、たくさんのおくりものを、いつまでもわすれません。そして、千葉はなさんのことも。

千葉はなさん、本当にありがとうございました。そして、これからも見守っていてください。

あしやティアフル映画祭


千葉はなさんと手をつなぐ― 100%ORANGEさんのポスターイラスト
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千葉はなさんへの想いを最初に受け止めてくださったのが、いつもウルっとするポスターイラストを、描いてくださっている100%ORANGEさんでした。

たくさんのコドモたちといぬが手をつないだこのイラストには、千葉はなさんへの深い愛情と信頼が込められています。

このポスターを見るたびに、千葉はなさんがいつもそばにいて、見守ってくれている、そんな気持ちになることができるのです。


千葉はなさんの空に届け― 堤大介監督の一枚の絵
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次に千葉はなさんへの想いに応えてくださったのは、第4回の映画祭で上映後、アカデミー賞にノミネートされた映画「ダム・キーパー」の堤大介監督です。

千葉はなさんを偲ぶショートアニメの製作を依頼したのがきっかけでした。しかし、堤さんは新しい映画の製作で大変に忙しく、実現しませんでした。

それでも想いは届きます。以前から、千葉はなさんの歌を聴いてらした堤さん。追悼の意が込められた、一枚の絵を描いてくださったのです。

※この絵をポスターにして、今回の映画祭にお越しくださるお客さまへの、おみやげといたします。(ご家庭につき一枚)


千葉はなさんの歌声が聴きたくて― ティアフル映画祭のテーマソング
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第3回の映画祭で、千葉はなさんと絵本「ネーブル」を制作していた時、ふいに、映画祭のテーマソングの話になりました。

千葉はなさんが教えてくれたのは、価値ある音楽をどう届けるか、という大切なこと。そして、千葉はなさんは、次の映画祭で歌いたいともおっしゃいました。

瞼を閉じれば、空の高いところから、千葉はなさんの美しい歌声が聴こえてきます。

新しい映画祭のテーマソングは「はなのワルツ」。この楽曲を、千葉はなさんに捧げます。

 

あしやティアフル映画祭 2016テーマソング
はなのワルツ / さよならネロ featuring maya

Music & Arrangement- Johan Christher Schütz
Lyrics – Kazuma Yano

Vocal – maya
All instruments – Johan Christher Schütz
Recorded in London, Nara

Illustration by Daisuke ‘Dice’ Tsutsumi